過呼吸「若者に増加」

 「AERA」に「「過呼吸」の先にある危機」という記事がある。(週刊誌「AERA」05年11月14日、朝日新聞社)

 最近、若者に「過呼吸症候群」がふえているという。人気アイドルの堂本剛さんも、その経験者だという。呼吸が極端の早くなり、酸素のとりすぎになる。手足のしびれ、失神を起こすこともある。対症的な処理は、紙袋に自分の息をはきだし、それを吸うとおさまってくる。
 ただし、軽くみてはいけない。過呼吸を起こす人は、ストレスへの脆弱性があるので、パニック障害に発展する場合がある。パニック障害が治りにくく、うつ病を併発することも多い。過呼吸の段階で、ストレスの原因を探り、ストレス対処法を身につけたほうがいい。

 パニック障害は、よく、出てくるので、その症状を次に記載してあります。  パニック障害も、薬物療法で治らない人が多いのですから、不登校やニートになった方にも、これによる場合があります。パニック障害は、一般の認知療法や、私どもの自己洞察瞑想法を中心とする認知行動療法で、治る人がおられます。