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自己洞察瞑想療法=SIMT
本 を 読 ん で
 =本を読んで実践される方の疑問と解決

(Part1-6災害後のPTSD)P15に「災害後に多いPTSD」とありますがどういうことですか?

 心的外傷後ストレス障害(PTSD)のことです。 こちらに詳しい説明があります。  地震、津波、爆発、大きな事件、事故などに巻き込まれて、瀕死の目にあった人が、その出来事が終わってから、精神的に苦しみ、身体にも症状が出て苦しむことがあります。直接の被害者ではなくて、救援にあたった人にも起きています。
 次のような症状があります。  大変つらい病気です。薬物療法がある程度効果がありますが、 長引く人もいます。海馬や眼窩前頭葉皮質に傷ができている(萎縮)という報告があり、こういう脳の部位が回復するような心理療法が必要になります。
 マインドフルネス心理療法(SIMT)でも、PTSD が軽くなっています。 次は、マインドフルネス心理療法(SIMT)を受けた人の経過です。  PTSDの人もセッション1から10までを実践すると1年くらいで軽くなるのです。本では特に、p158,p169に詳しく書いてあります。うつ病と同様にセッション1から順に課題を実行すると、前頭前野や海馬が回復して、自分のことをよくコントロールできるようになるのです。症状が軽くなります。