2012年の自殺

 2万7858人=15年ぶりに3万人を割る  2012年の自殺者数(確定値)が前年比9.1%減の2万7858人だった。3万人を下回るのは1997年以来、15年ぶり。原因や動機のうち「経済・生活問題」は前年より大幅に減少した。
 年齢別で(人口10万人当たりの自殺者数=自死率)は、20代が22.5人で、年間2万4391人だった97年より9.2人増加。30代も4.7人増の21.9人、40代は4.0人増の26.1人で、全体(2.5人増の21.8人)の増加幅を上回っている。 
 年齢別では、60歳代が4,976人(17.9%)、50歳代が4,668人(16.8%)、40歳代が4,616人(16.6%)だった。