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自殺防止のために=10の共通心理を理解する

2.自殺に共通する目標は、意識を止めることである。

「自殺に共通する実際的な目標は、苦痛に満ちた意識の流れを止めることである。自殺は、具体的に考えられた死としてよりも、耐え難い苦痛を伴う意識を完全にそして非可逆的に停止することとして、もっともよく理解できる。」

<そこで、支援方針>
 「これが意味しているのは、精神療法では、痛みを和らげるとともに、痛みに耐えることを拒否してしまった「人格」を和らげることに焦点を当てる必要がある、ということである。」
 (「シュナイドマンの自殺学」(金剛出版)38頁)
 心理療法では、上記の方針も持って、上記のように「痛みを和らげる」効果的な技法が含まれていなければならないことになる。心理療法とまでいわなくても、家族、教師、級友、職場の同僚など周囲の人でも、「痛みを和らげる」ことができるし、むしろ、そのほうが解決できることも多いだろう。子や配偶者が悩んでいるのに、親が叱咤するとか、カウンセリングを拒否するようなことがあれば、痛みは軽減しない。