自殺しないで下さい!
自殺を考えている「あなた」
自殺しないで下さい!
自殺は唯一つの解決策ではありません。まだ、可能性がたくさんあります。 死ぬしかないというのは「うつ病」の症状です。
特に、大脳辺縁系の変調が治らないと、抑うつ気分が軽くなりません。また、前頭前野が活性化しないと、頭の回転(思考、記憶、注意集中、人との会話、意欲、喜び、など)が改善しません。こういうことがあるために、死ぬしかないと思うのは、無理がないのですが、前頭前野などの病変のせいです。治れば、また、もとどおりに頭が回転します。
まだ多くの可能性があるはずです。うつ病を治して、あなたも、社会に貢献していただくことがあります。人生の目標があります。うつ病を治して、自殺念慮を捨てて、あなたと同じような苦るしむ人を支援するような進路をすすんでください。
自殺したいと思う「あなた」こそ、苦しみのわかる人だから、そういう貢献ができるのです。
次の記事をご覧下さい。
第2章 うつ病はどういう病気か
第3章 うつ病を治せば自殺は防止できる
第4章 読者自身でうつ病を治す
遠くの方は、第4章に記載したことを実行してみてください。
わかりにくい。
よくできない。
やったけれどよく効果がでない。
こういうことがあれば、協会の次のカウンセリングを受けていただきたい。カウンセラーの指導でやれば、やさしくできるものです。
この協会は、
<治す>組織です。ほかにも、認知行動療法のカウンセリングを行なうカウンセラーをさがしてください。
次の記事の1章3節をご覧下さい。
第1章 自殺が減少しない理由と対策
厚生労働省の「自殺予防に向けての提言」に記述されているように、相談機関はたくさんあります。
(例)精神科医、かかりつけ医、臨床心理技術者等、保健所・精神保健福祉センター、産業医、養護教諭、学校医、スクールカウンセラー等、民生委員等、 「いのちの電話」がある。
これらの相談機関は、必ずしも、<治す>技術や役割を持つわけではありません。相談を受けて必要ならば治す専門家を紹介します。うつ病などを<治す>には、相当の長期間のカウンセリングを必要とするからです。これらの機関は、治す役割、技術、時間、人の準備をしていないところがあります。(一部では、<治す>カウンセリングも行う)
こうして、うつ病、自殺などについて、2段階の役割が期待されています。
第一段階(相談機関)=悩む人が、まず相談する多数の機関および「いのちの電話」。
第二段階(治療機関)=うつ病等の治療を担当する専門家で、第一段階の機関が紹介する先。うつ病に詳しい精神科医や臨床心理技術者等。(この協会も、これです。認知行動療法のカウンセラーもそうです。 )
従って、上記の「相談機関」に相談して、だめだった、治らなかったから、絶望だと思わないで下さい。<治す>専門家(治療機関)のもとに行って下さい。
うつ病が治らない
自殺したくなる
→
相談しない
→
治る人(自然治癒)もいるが、
自殺する人もいる
うつ病が治らない
自殺したくなる
→
相談機関に相談
→
治る人、自殺をやめる人もいるが、
相談しても希望を持てないで
自殺する人がいる
↓
治療機関で治療
(薬物療法、心理療法)
→
治る人、自殺をやめる人もいるが、
治療を受けても治らないで絶望して
自殺する人がいる
↓
別の治療機関で治療
(薬物療法、心理療法)
→
治るかもしれません、
自殺しないですみます
毎日、自殺のことを考えていたという方が、このカウンセリングを(毎週)受けて、自宅で課題を実践して、2カ月たたないで、「自殺をやめて、働きます」と言ってくださいました。
もちろん、すべての人がカウンセラーの課題(考え方や行動=認知行動を変える)を実践できて、治るわけではありませんが、うつ病になるかたは、熱心、几帳面なところがありますので、そういう人は、認知行動療法(この療法もその一つ)が向いている人が多いです。他のことには、意欲がなくてもかまいません。「できれば、生きたい」という気持ちがあり、心理療法者が助言する課題を実践できる方なら、治る可能性があります。
心の健康相談
(初回のカウンセリングです)
今は、希望者が多くない(ホームぺージでしか広報していません)ので、埼玉県で行なっていますが、希望者が多くなれば、他の地区でも、行う予定があります。
うつ病の薬も、新しいものが開発されています。薬物療法と心理療法を同時に行って、自殺念慮を捨ててください。
うつ病を治して自殺をやめて、社会に貢献してください。自殺したくなるほど苦悩した人、自殺未遂の人は、なぜ、人が死にたくなるのかが、わかるのです。 あなたを必要とする領域があり、社会に貢献できるところがあります。
自殺せずに、うつ病を治して、今後は、うつ病で悩み、自殺しようとしている他の人の支援をしていただくようないきがい(関連する分野がたくさんあります)をみつけていただけるかもしれません。そういう人こそ、他者の苦悩がわかり、支援できるのです。そういう人が全国に必要なのです。自殺しようとしている「あなた」には、重要な貢献をできる可能性があるのです。自殺者が多く、有効な対策が遅れている日本。「あなた」の力こそが今必要なのです。
自殺しないで下さい!