自殺予防のために教師に基礎知識の教育が必要

 =文科省検討会が提言

 文部科学省の「児童生徒の自殺予防に向けた取組に関する検討会」が 3月16日、教師を対象とした自殺予防教育や、自殺の実態把握のための体制整備など、ただちに実施すべき対策を報告書にまとめた。

 報告書は、教師が初任者研修や年次別研修、管理職研修などで、自殺予防に関する基礎知識を学ぶことを提言した。 (毎日新聞HPより2007年3月16日)→ リンク=毎日新聞の記事
 たしかに、自殺するのは、うつ病にかかっている場合が多いので、そのことを本人、保護者、教師が理解していて、治療につなげないと、自殺の危険性は去らない。そのことを理解しない教師が、うつ病を見落として適切な支援をしないと、児童生徒に自殺される。不登校にもなる。次の記事で、教師が多少の知識を持っていることの必要性が理解されるはずだ。文部科学省の提案に同意したい。教師が、うつ病の知識を含めた自殺予防について基礎的な教育を受けていれば、子どもの自殺をかなり防止できると思う。