自死、8年連続3万人超
05年1年間に全国で自死した人は3万2552人で、前年よりも227人増え、8年連続で3万人を超えたことが6月1日、警察庁のまとめでわかった。
動機別では
- 最多は「健康問題」で、前年比228人増の1万5014人で全体の半数近い。
- 「経済・生活問題」が7756人で全体の約4分の1を占め、高い水準を維持している。
- 「家庭問題」は3019人、「勤務問題」は1807人、「男女問題」は809人、「学校問題」は233人と続いた。
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性別では男性2万3540人、女性9012人と男性が全体の7割を占めた。
- 年代別では60歳代以上が最も多く3割を超える1万894人。次いで、50歳代が7586人、40歳代が5208人と、中高年が目立つ。19歳以下は608人で、小学生は7人、中学生は66人、高校生は215人だった。
こうして、自死は、連続して、8年、3万人以上である。なかなか、対策が効果をあげていない。だが、政府も、種々の対策を提言しはじめたので、今後は、効果が出てくるだろうか。
私の住む町、県では、家庭への支援の働きかけは、まだ、緩慢である。子どもの自死も多い。今後の課題である。