埼玉県の地域住民による支援網の将来像
ご支援を得て、次のように展開できないか提案していきたい。
- 1)マインドフルネス総合研究所(MF総研)
- マインドフルネス総合研究所(MF総研)は、自殺防止、心の病気の方の支援活動を行う。主として、マインドフルネス・アクセプタンス心理療法("MAT"=自己洞察瞑想療法)を用いるが、限定されない。
- MF総研は、次の役割をになう。
- "DEVE"=タイプA組織(Organization of MAT Development)=少なくとも、L-MAT(教授者)が一人いて、T-MATカウンセラーを育成する。
- "THERA"=タイプB組織(Organization of MAT Therapist)=治すカウンセラー(T-MATセラピスト)が数人所属する。特に、難しい領域を扱うセラピストを多く持ちたい。
- "PROM"=タイプC組織(Organization of MAT Promotion)=MAT推進スタッフが数人所属する。自ら治すことはしないが、相談を受けたり、講演、等を行う。
- サービスは、無料、有料で提供される。セラピスト、ボランティアには、助成金、事業収益があれば、謝礼金を支払うこともあるが、無償である場合も多い。
- 毎日、希望者が通う場所を運営する。場所は、公的な施設が望ましい。蓮田市内が優先されるが、プライバシーを考慮して、離れた会場での参加を希望する人のために、周辺の市町に会場を設置することも考慮する。(→3)を参照)
- 毎日、スタッフが常駐していて、自己洞察瞑想法に関心のある人が、相談、MATの実習、MATの読書療法ができる。実習は、治療と予防の両方が提供される。
- 将来、保健所の許可を得て、喫茶のサービスを提供したい。精神障害者のかたや、そうではなくても、心の病気で、休職中のかた、静養中のかたが、1日過ごすことができる「居場所」にする。そのために、他のNPOと協働していく。他のNPOから種々のサービスを受け入れる。
- MATの実習を指導できるカウンセラーが、毎日、交替で、待機している。
カウンセラーは1日交替で、責任を持って、相談、実習指導を遂行する。 そのために、MCTを指導できるカウンセラーが数人育成される。
- 種々の問題、障害があるので、カウンセラーによって得意な領域を熟練するように考慮する。児童生徒のいじめの問題も扱う。
- カウンセラーだけでは、十分な支援ができないので、ボランティアの協力を得る。ボランティアも、交替で、週に1回程度、参加していただくので、最低10人程度ほしい。
- 各種の助成団体、企業など、支援を積極的に求めていく。
- 市、県などの自治体、市内・市外のNPOなどと協調して活動する。
- 2)蓮田市内の他のNPO、企業、組織(病院を含む)等
- 小規模の組織には、P-MAT(Promotor of MAT)=治すカウンセリングを行わない相談員、世話人(MAT推進スタッフ)がいる。
-
大規模の組織には、T-MAT(MATセラピスト)がいて、相談、治療にあたる。
- 独立して活動するほかに、MF総研と連携して、支援活動をする。
- 3)周辺の市町での活動
- プライバシーの配慮から、周辺の市や町に、同様の場を設置して、住民は、どこでも、希望するところを利用できるようにしたい。そのためには、相当数のセラピスト、推進スタッフの協力が必要である。