室内でできる脳活性の腕指体操


印刷するなら、 こちらの図が縮小していないもの です。

室内でできる脳活性の腕指体操

 篠原氏は、種々考案して紹介しているが、そのなかから、室内でもできる手や腕の体操 を抽出した。これを、カウンセリングで用いている。被災地の方の自律神経失調やうつ病 、不安障害などの症状を軽減する目的で実施してください。予防にも治療にも利用できる 。図のような「腕や指を動かす体操」を、30分程度、毎日、2〜3回行なう。ルールをしっ かり記憶していて、この運動に注意を集中して行なう。一人でも、グループでも行なうこ とができる。

脳を活性化する腕指体操

 被災地の人々は、震災直後から、種々のストレスによって、不眠やその他の身体の不調 を起こす人が多い。しばらく経過してからは、うつ病、PTSD、生活不活発病などがみられ るが、早期から、種々の身体の不調がみられる。抑うつ、イライラ、不安、無気力などの 精神症状は、別に考察するが、同様の対策で改善する人もいる。

 このような身体の不調は、うつ病や不安障害の人にも、みられるが、そこまで至ってい なくても、初期の自律神経失調の症状も、行動活性化、呼吸法などで、改善がみられる。 そういう重い段階に至らない段階の上記の自律神経失調症状にも、効果がみられる。
(参考文献)「ボケない頭をつくる60秒活脳体操」篠原菊紀、法研