マインドフルネス心理療法を全ての都道府県に展開

全国にマインドフルネスを提供できるカウンセラーを

 =自己洞察瞑想法/療法(SIMT:Self Insight Meditation Technology/Therapy)

全国の展開は、日本マインドフルネス精神療法協会と協働で行います。


◆長期的な展望

 2005年に長期的な展望を描きました。 ◆マインドフルネス心理療法を提供する人の育成
 2004年以来、カウンセラー育成の講座を開催してきました。 ◆数か所の都府県にカウンセラーが出現 ◆本の出版
2013年6月15日に、自己洞察瞑想療法(SIMT)の本が出版されました。予想外の反響で、9月25日、第2刷の発行になりました。

『うつ・不安障害を治すマインドフルネス
   ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」』
 著者:大田健次郎(マインドフルネス総合研究所代表)
 出版社:佼成出版社

 本が出版されても、うつ病の方は、本を読む力がおとろえておられることも多く、自分で計画的に自習できない方も多いです。時々、個別の相談を希望する人もいます。そういう方を支援できるマインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)の支援者が必要です。

◆2014年に新しい長期的な展望策定
 2005年に10年計画の長期的な展望を描いて、活動してきましたが、その満期の2015年が2年後に迫っているのに、達成されそうもありません。すべての県にマインドフルネス心理療法(SIMT)で援助できるカウンセラーを育成したいので、まもなく、新しい長期計画を策定します。ブログで断片的にお伝えしていた、全体構想を次のとおり整理しました。 ◆国の制度で心理療法が提供されるべき
 他の病気には、高度の技術が国の予算で開発提供されるのに、死亡数(自死による)の多いうつ病に予算をさかないのは異常です。 心理療法で治る人がいるのに、制度としての医療の枠内で治すスキルを持つ専門職が極めて少ないし、健康保険の対象にならないことは異常な状態です。 長期的には、当然、精神科医、心療内科医が直接提供するか、その監督のもとで、スキルを持つ専門職によって心理療法が提供される制度を作るべきことを訴え続けます。

◆予防・成長が重要
 うつ病はかかってしまうと、社会活動からの後退、自死がある深刻な病気です。完治が難しいです。青年期と中高年期にうつ病、自死が多いです。予防が重要です。毎月、予防・成長のために実習、自己の哲学の学習を行っています。これも、モデルを作って、公表する構想があります。さらに、死の不安のマインドフルネスも、うつ病の予防と、最期まで生きがいをもって暮らすマインドフルネスです。実践モデルの開発が望まれます。

<下記は、2005年以来の10年計画によります。新しい5か年計画が策定されましたら、下記の提案も見直しいたします。>

A)マインドフルネス心理療法(SIMT)の基礎講座

それぞれ、ご自分の活動領域で応用をお考えのみなさまに、講座を開催します。埼玉が拠点ですので、 遠方は、宿泊費交通費がかかりますので、20名ほどのご希望がないと開催が困難です。地元での助成金を申請することをお考えください。
 支援者の育成には、最低6か月かかります。 毎年、半年間、1-2か所、全国のどこかでカウンセラー育成を行います。ご希望をおよせください。

 うつ病、不安障害等は治りにくくて、長期間苦しんでおられるかたがおられます。次のようなセンターを作りませんか。

B)全国に数か所のSIMTセンター
 =うつ病、不安障害を改善し、自殺防止

 マインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)を行う、予防的な学習と実習の集まり(心の健康クラブ)や、治す=改善支援を行う拠点を 各地方(北海道、東北、中部、中国、四国、九州など)に1、2 箇所は、どなたかが幹事となって作っていただきます。 当研究所と連絡しあって、実践の集まりを開催しましょう。ふだんは、幹事さんを中心に呼吸法を行い、時々、私どもが行きます。何度かおあいして、信頼できる方に、高度のスキルを移転し、マインドフルネス心理療法の普及の拠点になっていただきます。うつ病には希死念慮・自死念慮が伴います。 その苦しみを共感して慎重にていねいに支援できる方にお願いします。

次の方式も考えられます。 (当研究所の中に、カウンセラーや研究者を募集しているわけではありません。このような方向があります、全国の皆様が作ってくださいという期待です。おそらく、これだけでは自活できないでしょう。生計は、他の職で得られる人のボランティア活動でないとできないでしょう。)