秋田大が「自殺予防学」授業設置へ

　秋田大学が「自殺予防学」の授業を行なうという。０８年度から授業を始める。 秋田県は人口１０万人あたりの自殺率が０５年まで１１年連続で全国最高であった。
　自殺予防は、社会の問題とうつ病の予防治療の問題が関係している。うつ病の治療は、医学と心理学が関係する。種々の支援制度、社会制度も関係する。大学で講座を設けて研究をすすめれば、自殺予防が進展するだろう。
　子どものいじめによる自殺も多い。子どもが自分のつらさを表明しても、学校や家庭で適切に受け止めてもらえず、つらさをうちあけないようになっている。早く研究して、学校現場や保護者に、いじめによる自殺防止策も提言してもらいたい。 ( 0702-015 )