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【2024年 講演・親子で話し合い】
夏休み明けに【従来は9月1日だが、2024年は2日】子どもの自殺が多い
8月は【わが子の自殺防止緊急教育】2024年
あなたのお子さん、お孫さんが【死にたい】気持ちを持っているかもしれません。
2日(月曜日)に、死なれないように!
夏休み最後の日に、子どものうつ病、自殺について勉強しましょう
参加費:無料
希望者受付:8月12日まで 講演の実施日:8月31日〜9月1日のいずれか
講演の後、死にたい気持ちの有無を親子で本音で話し合うセッション
ご希望の方はメールでおしらせください。日時場所(蓮田市または周辺の町の公的施設)を決めてお知らせします。
子どもの自殺がある。親の支援があっても、薬物療法を受けていても、自殺することがある。子どものうつ病について、一歩ふみ込んだ教育が必要であると思う。
深刻に考える傾向のある人は、ストレスのかかる出来事や悩みごとがあると、うつ病になり、自殺することがある。うつ病の発症には、遺伝的な素因、環境、性格、心理的ストレス、ストレス対処法など複合した要因が関係しているようである。心理的ストレスは、ライフ・イベント(短期に集中して悩みごとが押し寄せる出来事)と日常いらだちごと(大きな出来事ではないが、長期間悩みが継続)がある。
◆子どもも保護者もうつ病と自殺について理解すべき
子どもは、いじめ、学業不振、何かの失敗・事件、家庭の不和、家族の不幸、家族の厳しい対応(厳しすぎる、「毒親」、虐待)、健康問題、失恋などで悩むだろう。重篤な病気にかかることも、以後、不安過敏になる傾向がある。悩みがちな傾向のある子は、かねてから、その傾向を修正しておければしたほうがいいのだが。
◆親に相談しても自殺されることも
親に相談していても自殺することがある。「死にたい」という言葉をいう場合もある。そういう場合、うつ病になっていたのだろう。親がうつ病による「死にたい」ということを理解していないで、間違った応対をしてしまう。
「そんなこと言わないで」「今忙しいから、後でね」
こういうのは間違いだ。二度と相談せずに、死ぬかもしれない。
◆うつ病になっている場合、脳内に炎症(傷)が起きていて簡単には治らない
ストレスが持続するケース(いじめ、学業不安等が持続)では、薬物療法だけ では効果がうすいだろう。ストレスが持続しているから、薬物の効果が及ばない可能性が高い。 「大丈夫」と言っても、本人が、うつ病の症状としての自殺念慮を知らない場合、それでも自殺のリスクがあるだろう。自殺念慮は、瞬間瞬間、変わるからである。1時間前に「大丈夫」と思っていても、1時間後に、また、ストレスが加わると、自殺念慮が強まるかもしれない。うつ病ならば、治らない限り、自殺のリスクは消えていない。
◆子どももうつ病を理解していれば
死にたくなるのは、うつ病の症状であって、治療すれば、治るということがわかっていれば、自殺は実行しないかもしれない。子どもに、うつ病について、充分な教育をする必要がある。そのことを保護者も深く勉強して、子どもが悩む時に、つっこんで聴いて助言する必要があるのだろう。
◆学校の教育だけは足りない
子どもに学校でうつ病、自殺について授業をしていても、まだ、不十分である。保護者、教師が、よく、理解しておいて、うつ病らしい子には、つっこんだ会話をして、希死念慮、自殺念慮を確認して、特別の配慮をしないといけない。うつ病になったら、本人は、授業を受けていても、それを思い出せない可能性がある。うつ病になると、記憶、判断力が変わるからである。衝動の抑制もできなくなるからである。
◆親が厳しい場合
学校がつらいから、休み明けに自殺するのは、家にもいられないという気持ちを持つからだ。家(親)も怖い。学校もつらい。生きる場所がないと思ってしまう。
このケースは難しい。親は配慮しないだろう。休み前に、学校で子どもに、生きていける場所(児童相談所などだが)がほかにあることを伝えておくのか。これは難しい問題で、自治体が対策をとらないといけない。
◆自治体の相談窓口に
また、学校や地域のカウンセラーの支援を求めたほうがよい。不安傾向の強い子は、かねてから、不安過敏性、悲観的思考傾向を改善する心のトレーニング、ストレス対処法の習得をしておくのがいいと思う。スポーツで身体を鍛えることは、よく知られているが、心が弱いと思われる子は、心の鍛錬をしておくのがいい。ストレス対処法の訓練である。