いじめられ「うつ病」警察に告訴・加害生徒を補導

 次の記事です。いじめによってうつ病にさせられたと警察に訴えた事件で、悪質と判断された加害生徒が補導された。(2006年11月2日 読売新聞HP)  生徒の両親は、いじめた生徒への指導を学校に要望したのに、改善されなかった。学校は生徒と同級生との間に話し合いの機会も設けたが、いじめはなくならなかったという。
 メールや掲示板によるいじめは、携帯電話の運営会社やプロバイダーを通して、相手をつきとめる捜査権限のあるか警察に告訴するのも、わが子の苦しみを救う一つの方法である。こういう報道があれば、発信元がわからないからやる、などという悪質な行為を抑止する効果があるだろう。こういうことも、学校教育における「いじめ、自殺防止教育」に含めるべきだ。
 学校の手におえない子もいる。うつ病がひどくなれば、自殺する。自殺しなくても、うつ病が治らないこともあり、PTSDとなって、一生、苦しむこともある。悪質ないじめで、学校や加害生徒の親が有効な対策をとらない場合、警察に告訴する方法もある。大人でも子どもでも、悪質なものがいて、自分の子どもの自殺を防ぐには、こういう方法もある。悪質ないじめをすれば、警察が捜査する。子どもに、授業で教えるべきである。いじめの抑止効果があるだろう。