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どこで死を迎えるか=在宅ホスピス
- 家で最期を迎えたい
- 病院ではなく「自分の家で最期を」ー多くの人がそう願っている。
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- 「往診するホスピス医」がそれを可能にしてくれる。
- ほとんどの人が最期を迎えるのは病院だ。
- 「自分の家で最期を」それがかなった人は、一昨年の統計では13.5%。
5人に一人もいない。
- 往診してくれるホスピス医にかかっていると、病院に入院せずに、家で闘病できる。
- 甲府市で在宅ホスピスを実践する内藤いづみ医師はこう指摘する。
「医療費削減のため、入院期間を縮めようとする国に政策で、治療の術がなくなった末期のがん患者は病院から追い出されている。在宅ホスピスの整備が必要不可欠なんです。」
- 東京、墨田区のホスピス医、川越厚さんの場合は、診療所、訪問看護ステーション、ホームヘルプサービスなどからなり、24時間の「在宅ホスピス」サービスを提供している。川越さんは言う。
「がん患者のほとんどが家で最期をすごすことができます。ホスピスと聞くと施設だと思う人が多いのですが、欧米ではむしろ在宅の方が多いんです。」
- 在宅ホスピスに医療保険が適用される。対象は通院が困難な末期のがん患者。少なくとも医師が週に1回、看護師が週3回訪問し、痛みの緩和などの治療を行う。自己負担は、所得によって異なる。
- サービスを受けるには、次が在宅ホスピスに対応する診療所を紹介している。
- 末期がんの方の在宅ケアデータベース http://www.homehospice.jp
- 「ホスピスケアの選び方ガイドブック」春秋社、2000円+税。(首都圏の95診療所を紹介)
- 朝日新聞、2/22/2003
- いつでも、どこでも、最期まで、自分、こころの探求の現場。病院でも、どこでも、自分のいるところが「心の探求の場」ではあるが、人によっては、自分の家の方がいいかもしれない。病院の方がいい人もいるだろう。
- 末期がんの方は、「病」と「死」の大きな「苦」に直面している。自宅にいたいという人には、その希望をかなえてくれる在宅ホスピスのサービスはありがたい。