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がん告知いい病院
雑誌「AWRA」11/29/2004
がんだとわかったら、どう知らされたいか。どう伝えたらいいのか。がん告知の実態を全国の72病院に、告知状況や方法を聞いた。
100%告知する方針である病院が多い
- 「72病院のうち、59病院が、原則的に「100%する」「なるべくする」方針と答え阿多。がん患者に対して「がん告知」する割合の告知率の平均は、9割を超えた。」
。」
こういう方針であるから、私たちは、「がん」になった時、医者から、はっきりと告知されることを覚悟しておかねばならないわけである。
しかし、「うつ」になる人もいる
がんを告知されると、ショックを受けて、誰でも2週間はうつになる。多くの人が、大体、うつから回復するが、一部、うつ病になる人がいるという。
- 「国立がんセンターの調査によると告知後、誰もが2週間は軽いうつ状態になり、その後8割が通常の生活に戻るが、5%がうつ病、10〜20%が適応障害と診断され、専門家の診療が必要になる。
それが再発・転移の告知になると、うつ病は7%、適応障害は30〜40%に跳ね上がる。こうした症状は、家族にも起こることが多い。」
- (再発の場合)「多くの人が死を意識し始めるという。」
雑誌には、病院の告知方針が記載されている。詳細は、雑誌をご覧下さい。
奥さんのがん告知によって、うつ状態になったのである。告知されて自殺した人もいる。適応障害、うつ病には、自殺念慮が起きることがある。
がんに関するストレスについても、自己洞察瞑想療法(SIMT)による取組みも効果があるだろう。自分がなぜ、うつになるのかを洞察し、苦悩を緩和する心得を会得して、がんであっても、それを受け入れて、力強く生きていこうとする。