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がん患者の方(およびご家族)は、告知の直後に、うつ状態になる方がおられる。「適応障害」です。怒り、激情、妬み、憤慨も起こり、自分だけでなく家族をも困らせることがある。そして、長びくうちに「うつ病」(気分障害)になる患者さんがおられる。適応障害もうつ病も、気分の落ち込み、自殺のおそれがあります。これらの心の問題を克服するために、坐禅に似た、やさしい「自己洞察瞑想療法」をご提案します。書物やテレビなどで紹介されるような厳しい坐禅ではなくて、重病の方でも、ベッドでも、病院でもできるやさしい方法です。
がん患者の方、および、ご家族の方は、次のカウンセリングまたは、自己洞察瞑想法の実践会に参加できます。
がん患者の方は、まず「心の健康相談」に出ていただいてから、その後、どれに参加するのも自由です。
患者の方が多くなれば、自己洞察瞑想法を学ぶ患者やご家族の会をつくり、適切な催しを行うこともできます。今は、他の問題の方とご一緒の会で活動しています。
がんは、長くつづく慢性病と言われます。毎週とか、隔週に、長期間参加できるように、近くに、このような会があることが理想的です。全国に、このカウンセラーが育つことを希望します。自己洞察瞑想療法は、心、ストレスを洞察しますので、多くの領域に貢献できます。