病気になるとうつ病が
うつ病、自殺は、他人事ではないのです。
私たちは、身体の病気になります。そうすると、うつ病になる人が多いのです。ある資料によりますと、身体の疾患患者がうつ病になる割合は、次のようです。
- がん 20-45%
- 脳血管障害 26-34%
- 慢性の痛み 33-35%
- (慢性腰痛)(25-30%がうつ病に由来する)
- 心筋梗塞 15-33%
- パーキンソン病 40%
齢を重ねると、こういう病気に誰でもかかる可能性があります。こんなに身体の病気に「うつ病」が伴うのだから、病院でも、うつ病の治療、予防の心理的対処法を指導すればいいのですが、
日本では、うつ病になってから、抗うつ薬を服用することしかしないでしょう。
その抗うつ薬が効かない人がいる、効いても再発するというのですから、日本では、自殺が多いのでしょう。
警察庁の統計では、自殺の原因のトップが「健康問題」なのです。
家庭でも、病院でも、仏教心理療法のような、心の実践によって、うつ病を予防し、治癒させることを
実現してほしい。病院での、うつ病予防法としては、入院患者に、毎日か、週に何回か、呼吸法を行う時間を設ければよい。
外来の患者には、このような実践を行う部屋を設けて、診察の順番まちの間に、やってもらえばよい。そのような病院ならば、身体の病気からの、うつ病、自殺が減少するでしょう。