女性に下痢多い=ストレスから

 20〜30代の働く女性の約6割が、1カ月以内の下痢を経験。原因としては、「生理」「冷え」のほか、約3割が「仕事のストレス」をあげた。「1週間以内」は、28%いる。
 突然の下痢で困った体験のある人は、45%。場面では、「朝の通勤時」46%。 ライオン(株)が、インターネットを通じて聞いた(305人)から結果。
(朝日新聞、2/05/2004)

 心理的ストレスによる下痢のひどい心身症の一つに、「過敏性腸症候群」がある。ひどいので、長く電車に乗っておられず、多くの駅のトイレに入る。通勤時間が長くかかる。上記の6割の中には、そういう人もいるだろう。
 このようなストレスにも、ストレス緩和法を実施すれば症状が軽くなることがある。その一つとして、「ゆっくり呼吸法」(緩呼吸法)をおすすめしたい。下痢に悩む方は、実施してみてください。
 この呼吸法は、うつ病、パニック障害、痛み等のカウンセリングでもご指導している。しばしば、言及すると思うので、別の記事にしておきます。  下痢に悩む人は、毎日、自宅で、(あるいは、職場の休み時間に)、合計、20〜30分程度、行い、電車の中でも、坐った場合は坐って、立っている場合は、立ったままで行っていけばよい。下痢の改善ばかりでなく、他の効果も出てきます。