女性のうつ

 =患者を生きる(朝日新聞)


 朝日新聞で「患者を生きる」という連載記事が掲載されている。今「うつ」についての、連載が続いている。8月6日は、「女性のうつ 情報編」。

  • NHKテレビでも、この朝日新聞でも、薬物療法と休養だという。だが、何度も言うように、薬物療法では、治っていない人も多い。だから、自殺が多い。
  • これでは、現状の医慮を肯定している。どれほど多くの人が、薬物療法で治らず、つらい日々を送っているだろうか。私どものもとには、薬物療法で長く治らないというかたがおみえになる。「うつ病は薬物療法で必ず治る病気です。」というのは、正しくない。現在までの薬物療法では、3割に全くきかず、7割が一度軽快するが、うち6割が再発する。だから、完治するのは、3割程度だ。こういう現実を知っておくべきだ。  うつ病になるのはホルモン、栄養などもありますが、最も多いのは心理ストレスから。学業、いじめ、仕事、育児、貧困、差別、虐待、暴力、人間関係、介護、定年、がん、老齢、配偶者の死、など、うつ病の種が多い。いつ、うつ病になるかもしれません。 薬物療法では治らないかもしれません。うつ病に効果のある心理療法を提供する組織がそばにありますか? 心理療法でも、数回のカウンセリングでは治りません。3カ月ー1,2年かかります。 一端、うつ病になったら大変です。うつ病の予防教育を受けていますか。かかったら、薬物療法で治らない場合に該当するかもしれません。うつ病の得意なカウンセラーがそばにいますか。多分少ないと思います。地域に、うつ病を治すことのできるカウンセラーを配置する必要があります。それで、自殺防止対策となります。