家族を救う人任せ介護術

 週刊誌「AERA」に「家族を救う人任せ介護術」の記事があった。 要点は、次のようである。 (参照)「AERA」2007年3月19日)より
 介護を自分ひとりで背負い込むと、うつ病になり、自殺、心中、殺人になる事例が多発しているので、この提案を用いたい。
 介護の行為そのものを家族がしなくても、監督者、管理者になればいい。そして、在宅介護は、夜の介助もあって、睡眠障害になりやすい。睡眠障害になると、うつ病になりやすい。そこで、介護疲れうつ病を予防するには、介護をそういう支援者におまかせして、週に1回は、ぐっすり眠る。3か月1回くらいは、宿泊旅行に行く。そういうサービスがなければ、地域に作っていきたい。介護に詳しい人がいるので、相談して、作っていきたい。情報も集めたい。
 「この介護、どこまで続くか」などと先のことを思わず、今日1日だけを暮らす。マインドフルネス心理療法の心得は「過去を思わず、先(将来の意味)を思わず、今を生きる」  こういういい提案があるのに、それでも、  「そういう気にならない」というのは、「支援を求めない人たち」の傾向がみられるのではないでしょうか。それは、介護疲れうつ病、悲劇の予備軍ではないでしょうか。そのような、はずかしがりやの心を変えるために、 「心の健康クラブ」 に参加してみませんか。 マインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法) の心得を実践します。会話回避、対面回避、つきあい回避、支援回避、人間不信、固定観念のとらわれ、などを改善できるのではないでしょうか。もちろん、不安障害としての対人恐怖もです。
「過去(つらい過去、うらみの過去、失敗の過去)を思わず、先(つらい将来)を思わず、今を生きる」
「今に集中(マインドフルネス)して、一見つらそうなことでも受け入れる(アクセプタンス)。そして、意義あること(価値実現)に向かって実行する(価値実現の行動選択)。」 ( 0703-032 )