ニートやフリーターになるかも=東大生3割不安
東大生の3割近くが「自分がニートやフリーターになるかも」と感じている――。東大が行った学生生活実態調査でこんな結果が出た。就職に不安を持つ人も7割近く。
学部生を対象に05年11月にアンケートし、約1400人(回収率38.7%)が回答した。ニート・フリーターについて初めて尋ねたところ、28.3%が「自分がなるかも」と答えた。
将来の進路や生き方に「よく」「ときに」悩むのは83.3%。不安を感じるのは「就職」が67%、「人生の意義・目標」が61.4%で、漠然と「強い不安に襲われたことがある」学生も51.5%にのぼった。
大学院への進学予定者が50.5%もいるが、就職回避の傾向が出ているという。
( 2006年12月18日 朝日新聞 )
もちろん、これは、東大生ばかりではないでしょう。どの大学にも、多いでしょう。就職回避は、新しい環境に乗り出す不安、自分への自信喪失などによるでしょう。不安障害、うつ病への前ぶれかもしれません。最近、中学、高校生の、心の病気が多い。うつ傾向、不安傾向も多いようだ。生活習慣にみだれ、運動しない、心の健康についての教育、訓練をしていない傾向が大学になっても続いているのでしょう。不安、落ち込みの感情処理がうまくできんさいと、心の病気になりやすい。受験科目の勉強ばかりをしてきると、こういう傾向にうなりやすいでしょう。次の傾向があるので、自分の心に自信をもてないのでしょう。
知識だけ豊富でも、人生の「価値」(自分の期待する人生)を実現できない。自分をみつめなおし、感情処理についても勉強すればいいと思います。
( 0612-044 )