地震でストレス「子どもの心」ケアチームが被災地巡回
=能登半島地震
能登半島地震による子供たちのストレスに対応するため、石川県の要請を受けた「子どもの心のケアチーム」が4月7日発足し、被災地の保育所や幼稚園などを巡回した。
チームは、全国児童青年精神科医療施設協議会のメンバーなどで、三重、新潟県から出向いてきた児童精神科医、児童心理士ら5人。
巡回では、大きなストレスがある子どもにしばしば見られる「赤ちゃん返り」の反応や、心理的な変化などについて、保育士らに説明し、対処法を助言した。今後、保護者を交えたカウンセリングも行い、今月27日まで活動する。
(2007年4月7日 読売新聞)
読売新聞が、能登半島地震における被災地の子どもの心のケアの活動を報道しました。初期の段階で、助言を受けることが、将来の心の病気や心身症などの予防になるのですから、適切な対策です。あと、5月以降にも、PTSDやうつ病の発症が予測されますので、長期的にケアするチームが地元に作られるといいのですが。阪神・淡路大震災の場合は、神戸に、こころのケアセンターが作られたのですね。