能登半島地震の児童、PTSDにつながる状況が

=今日で、能登半島地震から25日

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市門前町地区にある市立の2小学校で児 童の多くが心理的な圧迫や不安を訴えていることが、同市教委の調査でわかった。
 ちょっとした音に驚いたり、地震のことが気になってしかたがない、と訴える児童は4 割前後にのぼる。心的外傷後ストレス障害(PTSD)につながる恐れもある。
 両校とも最も多かったのが「地震のことを早く忘れてしまいたい」(これは回避)、 「ちょっとした音にも驚く」「地震のことが気になってしかたがない」(これは不安過敏)が みられた。「自分の気持ちをコントロールできない」「地震が来たりする夢を見る」など 。
 両校では9日から数日間、スクールカウンセラーを常駐させ、児童の様子を見守ってい る。(2007年4月11日 読売新聞HPより)
 どの地域でも、震災後には、PTSDになる人がいる。輪島の子どもの、こういう状況は、PTSDの前兆である。特に子どもに多いので、早期にケア をすることが、PTSDの予防になる。繰り返し、不安を起こしていると過敏になっていくの で、呼吸法などのリラクセーション法が有効であると思う。リラクセーション法がいくつ かあるので、授業の合間に、何度かリラクセーション法を行なって、不安の緩和を試み、 縫線核セロトニン神経の強化訓練、目前のことからそれて自動思考にふりまわされる傾向 の改善訓練をすればいいと思う。
 カウンセラーの常駐の期間を長くしたほうがいいと思うのだが。