能登半島地震、避難生活で体調や持病が悪化

=今日で、能登半島地震から29日

 能登半島地震で、被害の集中した石川県輪島市門前町地区の避難住民(20日現在99世帯171人)に今後の生活などについて、読売新聞が、アンケートした結果が出ている。(2007年4月22日 読売新聞HPより)
 回答を得た75世帯のうち、75世帯のうち54世帯が仮設住宅への入居を予定。仮設住宅への入居予定者のうち自宅が全半壊したのは34世帯。大半が自宅を再建・改修する考えを持っているが、「再建・改修費用のめどが立っている」は3割。
 また、回答した75世帯75人のうちに「避難生活で体調や持病が悪化した」のが18人いた。
 震災によって家屋を失って、再建のめどが立たない人が7割もおられる。家屋喪失の悩みは大きく、これから、その悩みによって心身の不調を起こすことが心配される。すでに、体調や持病が悪化した人が24%もおられる。継続的な心のケア活動が望まれる。