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災害ストレス・自己洞察瞑想療法

災害ストレスと病気-行動療法的対処法

ストレスを軽減

 事故・災害ストレスを克服する生き方を列挙しておく。<  >は、マインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法)らしい対処法。
 応急措置として、短時間でもいいですから、呼吸法をしてください。副交感神経が活性化して、緊張、興奮をしずめます。不安過敏、うつ病、パニック、PTSDなどに、かなり効果があります。

終りに

 この記事が災害や事故にあった方や知人の目にとまり、「実際に被害にあわない者に何がわかるか」と思われるところもあるかもしれない。確かにそうです。言葉と現実のわが身による体験は絶対に違う。もし、気にさわることがあれば、お許しいただきたい。災害にあわれた人、これから同様の被害にあうことが確実な(愛する人や自分の死はすべての人を襲う)すべての人に、ストレスを乗り越えていった人、人間の心の綾などストレス軽減になるかもしれないエピソードなど、参考になるかもしれない事例を集めて、ご紹介した。災害とストレス、その解消については、マインドフルネス心理療法においても重要な課題である。これを真剣にやる人ならば、上記よりさらにすすんだ対処をするだろう。
 以上のことは、ストレスの軽減や心の病気の予防に参考になるが、すでにPTSDやうつ病が発病してしまったら、精神科の医者に行くべきである(1)。軽いもの、ながびくものには、マインドフルネス心理療法もこころみてもらいたい。
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