うつ病が治らない医者が克服して心理療法重視の精神科医に
=医師支援プログラム
うつ病が治らないからと自殺しないでください。
医者もうつ病になる。そして、薬物療法で治りにくいのは、医者でも同じである。医者以外の職に転向
するのも難しい。
治らないで悩むと、アルコール依存症などになったり、自殺したくなる。医者にも自殺が多い。
うつ病や不安障害、依存症は、マインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法(SIMT:Self Insight Meditation Therapy))で治る人が多い。そこで、
うつ病やパニック障害になって治りにくい医者に次の対策がある。グループセッションは、二人以上の医師(看護師を含む)に同じ場所で学習、実習の機会を提供する。出張と通所がある。
- ステップ第1
毎月1,2回、SIMTのセッションを提供する。(P,G)
1年でほぼ完治を目標とする。個別事情によって半年ほど延長する。多くの事例で2年以上になることは少ない。医者も再発が多いので、十分に治してから復帰するのがいい。
復帰後、過労気味になると再発しやすい。再発しなければステップ第1で修了であるが、再発のおそれがあっても絶望せず、自由にならない勤務医をしばらくやめて、第2ステップにはいるという道もある。
- ステップ第2
自分が治したSIMTを駆使できる医師になるための理論(SIMTの理論、哲学的背景、指導要領)の勉強をする。半日コースで数回か集中講座(P,G)。
実習は、第1ステップで習得しているので、提供者になるための学習は容易である。第1ステップの途中からでも開始できる。精神科、心療内科の医師なら容易でしょう。
- ステップ第3
治ってから勤務医として復帰するのは、職場の勤務条件が厳しいと再発する。そこで、5年ほど、
精神科のクリニックを開く。自分が第1ステップの心理療法で難治性のうつ病、不安障害、依存症を治した経験は貴重であるから、これで社会に貢献する。薬物療法だけでなおらずに自殺する患者さんが多い。これを治す支援をする医者になる。
薬物療法と併用する心理療法重視の精神科医になるのが第3ステップ。
自分を再発させないように、昼の8時間勤務にする。すべて予約制にする、患者に個別指導する。熟練したらグループセッション、入院、デイケアも提供できる。看護師に心理療法の個別指導、グループセッション、デイケアを行ってもらってもよい
(P,G)。
共鳴する医師が数人でクリニックを運営すれば、種々のプログラムを提供できるマインドフルネス心理療法のクリニックになる。
または、開業しなくても、こういう予約制の勤務医を雇用してくださる病院がないでしょうか。
- また、精神科医でなくても、マインドフルネス心理療法を習得していれば、うつ病になりにくい心になります。以前と同様程度のストレスでは再発しないでしょう。薬物療法だけによる治療では、以前ほどのストレスより弱くても再発してしまうのとは違います。既往症がトラウマにならないのです。