麻酔科医、過酷な残業
- 麻酔科医、過酷な残業
- 大学病院、月108時間
- 6割「ミス心配」
- 日本麻酔学会の調査
- 「手術中の患者の全身管理を担当する麻酔科医の多くが長時間の勤務や残業を強いられ、6割が医療ミスを心配している実態が、日本麻酔学会の初の調査で分かった。」
- 「大学病院では残業が月平均108時間と、過労死の労災認定基準で「発症との関連性が強い」とされる水準に達し、平均月4.2回の当直の翌日も通常勤務が大半だった。」
- 「麻酔科医は手術中ずっと呼吸や心拍、血圧など患者の全身状態の管理を担い、手術の限界を判断する」
- 「長時間、強い緊張にさらされていることがわかった。」
( 朝日新聞、5/26/2004 夕刊 )
肉体疲労も脳内に興奮を生じて、HPA系(視床下部ー下垂体ー副腎皮質)が亢進してうつ病になると推測される。どの領域の医師も月に何日かは休息すべきである。