子どもの「ふらつき」頭痛

 朝日新聞の医療相談に、子どもの「ふらつき」、頭痛による、学校を休みがちな場合の対処法が紹介されている。薬物を用いない方法である。似た症状のある子を持つ人は、ご覧ください。


 薬物療法を後にしているのはよい助言だと思います。子どもの頭痛に、何でも、薬物療法をはじめる のは避けるべきでしょう。運動療法(散歩)が第一。次に、ゆっくり呼吸を試してほしい。毎日15 分〜30分。カウンセリングを受けられるのであれば、思考、感情などの分析を行う方法(機能分析法)を教えます。
 田中氏も言っています。小中学生の5〜10%にあらわれ、「重症の場合、不登校につながるおそ れがあります」。早い段階で、薬物療法以外の方法で治すことに努力したほうがよい。不登校になる と、頭痛のほかに、心理的ストレスが増大して、うつ病や家庭内暴力、他の障害にすすむおそれがある。頭痛のある子に、「とにかく、学校へ行け」といっていけるわけがない。保護者が、適切な治療法をさがして、早期に治してあげる努力を。後にくる、不登校、うつ病、その他の問題の解決に多大の労力がかかり、治しにくいことを思えば、早い段階での時間と費用を惜しむべきではない。