知的障害二男刺され死亡、72歳父重体=埼玉

 7月9日午後7時半ごろ、埼玉県の会社員、Iさん(72)方で、Iさんと職業訓練生の二男Nさん(32)が血を流して倒れているのを帰宅した長女が発見、110番通報した。Nさんは死亡し、Iさんも重体。Iさんは病院に搬送される際、「息子を刺した後、自分も刺した」などと話しており、無理心中を図った可能性が高い。  Nさんには知的障害があり、Iさんの妻(58)は病気で入院中だった。(毎日新聞、読売新聞)

 家族内殺人となったが、無理心中未遂のようです。つらいことが重なって、そのつらさをたえきれなくなって、こんな悲劇になったのですね。やはり、心理的に、おいつめられて、支援を受けないで、悲劇的な選択をしてしまう。
 同居の家族がいたが、家族だけでは、十分に、ささえきれない。こういう悲劇が多く起きています。こういう悲劇は、地域住民の支援、各種の公的相談機関やNPOの連携で防止できると思います。