祖母/孫娘にコード巻き付け放置死亡させる=茨城



 3歳の孫に虐待を加えたとして、茨城県の無職K容疑者(50歳)が逮捕された。8月6日早朝、孫が死亡したため、容疑を傷害致死に切り替えて調べている。5日午前9時5分ごろ、自営業Hさん(53歳)方から、「子どもの様子がおかしい」と119番通報があった。
 K容疑者は同日午前8時半ごろ、孫の全身にタオルケットや毛布などをまきつけ、その上から電気コードで縛り、約30分間放置した。Hさんは出勤していて留守だった。 K容疑者はHさんの元妻の母親で、育児を手伝うため、今年6月ごろから同居していた。動機について「『おばあちゃんにつねられた』と父親に告げ口されたのを聞いて、やった」と供述しているという。 (2006年08月06日 asahi.com )
 普段は、孫をかわいがっていたのかもしれない。一般に、加齢によって、怒りっぽくなるが、前頭前野の感情の抑制機能のおとろえによるだろう。認知症も、前頭前野のおとろえであり、東北大学の川島隆太教授が、音読療法、計算療法で、前頭前野を活性化させて、認知症の改善の効果をみている。私どもの自己洞察瞑想療法も呼吸法などを通じて「注意集中法」を行なうので、感情の抑制力を向上させるようである。若い人の抑うつ気分、不安感情、怒りを改善するので、感情の抑制効果がある。更年期になったら、おだやかだった人も、感情を抑制できなくなって、他の家族から嫌われたり、心の病気になったり、こんな犯罪にあたる虐待をしたりすることになる。感情の抑制効果のある実践をしておきたいものです。