悲惨、暴力耐えられず娘殺害=東京の夫婦

 8月13日午後5時40分ごろ、山梨県警富士吉田署に、東京都町田市に住む会社員男性(50歳)とその妻(50歳)が「自宅で娘を殺した」と出頭してきた。警視庁町田署が夫婦の自宅を調べたところ、布団の上で胸や腹などを刺された女性の遺体が見つかった。遺体は長女(21歳)とみられる。
 調べによると、夫婦は、娘の家庭内暴力に耐えられず、11日午前9時ごろ、自宅で寝ている長女を包丁で刺し殺して自分たちも富士の樹海で死のうと思ったが、死ねなかった、と話しているという。(2006年8月14日 読売新聞HP)
 女性による家庭内暴力(DV)による悲劇。生まれて喜び、いつくしんで育ててきたはずの我が子を殺したくなる悲劇。愛するはずの両親に、暴力を振るう娘。多くの人は、信じられないようなことが起きる。信じられないようなことだから、心の問題であり、心の問題であるからには、カウンセリング手法がある。
 この娘も、苦しいことがあり、暴力(DV)を振るうようになったのだろう。家族内で解決できないままに、我慢するから悲劇が繰り返えされる。専門家によって、DVも治す手法(カウンセリング)があるのだから、専門家に相談してほしいが、多くはなくて、みつけにくいのだろうか。やはり、虐待、DVを含めて、心の問題について、一元的に相談できるところ各県につくれないだろうか。