2歳児に暴行、意識不明 殺人未遂容疑で母親逮捕=大阪

 9月8日午後4時15分ごろ、大阪市のマンションの部屋にいた男性(30)から「子どもが呼吸をしていない」と119番通報があった。同市消防局の救急隊員が駆けつけると、室内で男児(2)が倒れ、意識不明の重体。警察が母親の無職H容疑者(29)から事情を聴いたところ「子どもを突き飛ばした」と供述したため、殺人未遂の疑いで同容疑者を逮捕した。
 男児は急性硬膜下血腫などの症状がみられ、全身にあざがあり、警察は以前から虐待を受けていた疑いがあるとみて調べる。H容疑者は男児と2人暮らし。男性は同容疑者の知人で、当時、別の部屋におり、「ドーン」という音を聞いて台所に行くと男児が倒れていたため通報したという。
 マンションの隣室の女性によると、今年春ごろ、夜中に何度か男児の泣き声が聞こえたことがあるほか、男女が口論する声もしていたという。(2006年9月9日 読売新聞HP、2006年09月09日 asahi.com)
 くりかえされる児童虐待。隣の住民が兆候らしいものおとを聞いている。でも、救援にむすびつかない。となりの人が通報すれば、うらまれるかもしれないし、介入するのは難しいようですが、何か地域住民が支援すべき課題の一つです。