3歳長男を浴槽で殺す、母親に懲役13年=東京

 3歳の長男を浴槽で水死させたなどとして、殺人、殺人未遂罪に問われた東京都、無職H被告(32)の判決が9月7日、東京地裁であった。
 裁判長は「短絡的かつ身勝手な犯行」と述べ、懲役13年(求刑・懲役15年)を言い渡した。H被告は無罪を主張していたが、判決は「長男がいなければ、交際中の男性と一緒に居ることが出来ると考えて殺害した」と指摘した。
 判決によると、H被告は2002年8月と04年7月、長男のRちゃんを自宅アパートの5階踊り場から投げ落とすなど2度にわたって殺害しようとし、05年1月、Rちゃんを自宅の風呂場で浴槽の湯の中に沈め、殺害した。( 2006年9月7日 読売新聞HP)
 母親の虐待、虐待死が多いです。高校や大学の時に、いくらかでも、この問題についての教育をしておくことで少しでも、減らせないでしょうか。もちろん、なぜ、このような虐待をするに至るのか、事前の教育で予防になるのか、研究する必要があります。いくら、悩みがあるといっても、他者の痛みがわからない人がふえているようで、社会問題であって、他人事ではなく、いつ、自分の子や孫も加害者、被害者になるかもしれないです。