両親殺害図り放火した男に懲役9年=埼玉

 両親を焼死させようと自宅に火を付けた罪に問われた埼玉県の会社員T被告(40)の判決が9月12日、さいたま地裁であった。
 裁判長は「両親が就寝している時間を狙った周到で悪質な犯行」などとして、懲役9年(求刑・懲役13年)を言い渡した。
 判決によると、T被告は、両親に転職を反対されたことなどから両親殺害を決意。2月19日午前5時ごろ、火を付け、木造2階建ての自宅を焼いた。父親(当時65歳)は火を消そうとして煙を吸い、2日後に一酸化炭素中毒で死亡した。母親は逃げて無事だった。 (2006年9月12日 読売新聞HP)
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