マインドフルネス心理療法の目次

「マインドフルネス」には、狭義・広義がある

 「マインドフルネス」の定義に該当する心のありかたは、浅いものから深いものまでありそうです。 欧米のマインドフルネスの根底もそうであり、浅いものから深いものまであります。
西田哲学は、そういう深さを判断的自己、知的自己、意志的自己、叡智的自己、人格的自己で現しています。西田によれば、カントの「意識一般」は、叡智的自己の最も浅いところとしています。 欧米のマインドフルネスの根源的なもの、全体性、賢明な心、文脈としての自己などは、西田哲学でいう自己のどこかに位置づけられるでしょう。西田によれば、深い自己ほど、包み受容する苦悩が広く深くなります。

◆次でふれています。 ◆次のことがあるのは、マインドフルネスに狭義、広義、浅い深いがある証拠です。 ◆マインドフルネスに浅い深いがある