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自己洞察瞑想療法(マインドフルネス心理療法の一種)と西田哲学<目次>
参考書
序節 自己洞察瞑想療法(SIMT)と西田哲学
*患者さんにはやさしい技法に変えて助言する。この連続記事は哲学の紹介ですから心理療法ではありません。患者さんにはこのまま説明はしません。哲学を背景にして患者さんでもやさしくできるような治療技法として開発されます。最初は難しいでしょうが、何度も聞いて実践しているとわかってきます。
第1節 自己洞察瞑想療法(SIMT)とはどんな心理療法か
第2節 意志作用
意志作用
=思考や感情などによる衝動的行動とそれらを統合した自由意志
判断の保留、意志作用、呼吸法
場所の論理
*「場所の論理」はマインドフルネス心理療法の根幹
1)*相対的無の場所=意識の野
2)*絶対無の場所
3)*思慮分別を絶した真に直接なる心=絶対無の場所
4)*「絶対無の場所」と「絶対無の自覚」
5)*「絶対無の場所」の自覚から心理療法へ
マインドフルネス心理療法、西田哲学
禅、西田哲学、脳神経生理学、うつ病の精神医学、マインドフルネス心理療法
心の病気の哲学
☆哲学から心理療法の開発へ
人生上の悲哀の克服をめざして哲学
種々のマインドフルネス心理療法=みな弁証法的
西田哲学の「無限の現在から現在へ」=マインドフルネス心理療法の文脈
常に当為に接している
=価値崩壊か価値実現か無限に選択の時
対立するものが自己同一
=弁証法的手法が利用されるマインドフルネス心理療法
現在は無限なる過去を負うてこの世界に生れ無限なる未来を有する
=マインドフルネス心理療法への応用
非定型うつ病の治療に観察する自己の自覚
=非定型うつ病がマインドフルネス心理療法で治癒する原理
わが心深き底あり・別の自己の自覚
宇宙を見、聴き、感じ=アクセプタンス(受容)
明川哲也さん(創作家)「宇宙を見聴き感じ、考え抜いて」
薬物療法や従来の心理療法の限界とマインドフルネス心理療法
認知(思惟)作用よりも深い「意志作用」を活性化させるマインドフルネス心理療法
(NEW!!)
知覚、思惟よりも深い「意志作用」を活性化させるマインドフルネス心理療法
(NEW!!)
種々の世界
薬の開発が後退のおそれ
叡智的世界=宗教的な思想による被害者の救済
叡智的世界のまとめ
叡智的世界=無の一般者
叡智的世界=叡智的一般者
★知的叡智的自己においては、意識作用は当為的、価値実現の作用となる。認識対象は意味の世界、価値の世界となる。
意識界=自覚的一般者
絶対矛盾的自己同一
3、他愛が自愛、真の自愛が他愛
2、主観と客観が自己同一
1、絶対矛盾的自己同一<1、現在に過去未来を含む>
価値の確認
生きる価値を確認して治す意志から行動へ
行為的直観
行為的直観(4)
=自己は創造的世界の創造的要素
行為的直観(3)
=価値実現か価値崩壊かを迫る
行為的直観(2)
=自己なし、自己を無にする
行為的直観(1)
=主客未分、能動的、外が内、自由
作られたものから作るものへ
身体内の世界、作られたものから作るものへ
現実の世界、作られたものから作るものへ
実践
作用の区別や推移
自覚の訓練で精神疾患を治す
自覚と意志
思考や感情などによる衝動的行動とそれらを統合した自由意志による行動
自覚の訓練で精神疾患を治す
今、ここ、自己を知る
意志は合目的的作用
合目的的作用とはその前後を包むものが、自己自身の内容 を限定する過程
自覚と意志
直観と反省と自覚
思考、思惟
知識・思惟は直観に基づくべき
すぐ過去の意識が働く
思考は自発自転する=自動思考
判断は事実から離れる
思惟は見るということを失った行為的直観
直接経験、直観
直接経験としての「意志」(2)
直接経験としての「意志」(1)
直観と行為
直接経験・苦と楽
「宇宙を見聴き感じ」というのは直接経験