TOP   アメリカの新しい心理療法(マインドフルネス心理療法)目次
マインドフルネス心理療法の一覧

 アメリカには、臨床試験の結果効果ある心理療法がある。
 うつ病、パニック障害、境界性パーソナリティ障害(暴力、リストカットなどの症状が出る場合がある)、過食症、アルコール依存症など、完治しない場合があるが、呼吸法のような注意集中や受容をおりこんだ、マインドフルネス&アクセプタンス心理療法で、効果をあげている。
 日本では、まだ、これを行う精神科医、カウンセラーが少ない。勉強が始まった段階である。国の自殺防止対策には、こういう優れた心理療法の移入努力も含まれるべきだ。
 ひきこもりは「回避性パーソナリティ障害」や「社会不安障害」などが多いというが、マインドフルネス心理療法は、これらについても、とりくんでいる。日本も、(病気でない)ひきこもりの改善にも、今後、研究すればいいだろう。
 がん患者は、自分で、「最新の治療法、徹底的に勉強」するが、うつ病の場合、患者は、意欲、行動力、コミュニケーション力が減退しているので、ご家族が行動したらいいでしょう。500万人ともいわれる「うつ病」患者のご家族が動けば、大きなことができるでしょう。


 ほかに、アメリカでは、CBASPが開発された。
 これは、慢性のうつ病で、なかなか反応しない難知性の「うつ病」に効果があるという。再発を繰り返す「うつ病」の患者は、薬物療法では限界があった。この心理療法を行うカウンセラーも、日本に、数人くらいいてほしい。そこに行って、入院して、治せるならば、喜ばしい。  こういう最新の治療ができる医師、心理療法家が、日本の数か所に配置されて、薬物療法やカウンセラーで治らない患者を紹介する体制を作れないだろうか。自殺の減少には、組織でのストレス減少、支援体制のほか、精神疾患や病気でないひきこもりの治療できる人の育成が必要である。相談機関だけではだめだ。相談を受けて、医者にまわすだけではだめだ。薬物療法では、副作用がある人がいるので、心理療法も受けられる体制が必要だ。さらに、積極的な助言をする心理療法者を育成すべきだ。そうでないと、自殺やひきこもりの改善の対策は、壁につきあたる。すでに壁につきあっている。