トラウマ(心的外傷)
アメリカの新しい心理療法をみています。マインドフルネス認知療法について、まだ、詳細が終っていないのですが、先に、トラウマについての、瞑想法をとりいれた新しい心理療法を、みておきます。
地震や、JR脱線事故、虐待などでも、PTSD(外傷後ストレス障害)で、苦悩する人がいることが報告されています。
「外傷性と呼ばれる出来事は、戦争経験、レイプ、児童の身体的、および性的虐待、自然災害、自動車事故など非常に広範囲におよび、ここにあげた例はそのごく一部である。」(277頁)
トラウマを克服しないと、苦悩が大きくて、つらい人生を生きることになります。
「心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ、不安、薬物乱用、対人関係の困難、自殺、これらはすべてトラウマに付随する心理的な合併症である(Polusny & Follette,1995)。」(277頁)
トラウマは、うつ病や自殺の原因の一つです。この「トラウマ」からの回復にも、マインドフルネス、アクセプタンスの瞑想をおりこむマインドフルネス心理療法が有効である。
(注)
「マインドフルネス&アクセプタンス
ー認知行動療法の新次元ー」
編著=S.C.ヘイズ、V.M.フォレット、M.M.リネハン
監修=春木豊 監訳=武藤崇、伊藤義徳、杉浦義典
ブレーン出版、2005/9/10、3800円+税
9章の執筆者は、Victoria M. Follete, Kathleen M. Palm, and Mandra L. Rasmussen Hall