治療法の現状と課題  


薬物療法以外の対策も重要 
種々の治療法と社会の仕組みの現状と課題について考える
  • うつ病、自殺は、薬物療法が一定の効果があります。まず、うつ病だと自覚して、薬物療法を受けるべきです。これは、医師、政府、マスコミが啓蒙しています。
  • しかし、薬物療法だけでは、治らない人も多いのが実情です。
  • 薬物療法は重要であるが、薬物療法だけではいけない。心理療法は重要であるが、それだけではいけない、ということを示唆しています。うつ病や自殺は、極めて深い人間の生き方にかかわる問題です。心の問題は、物質(薬物)のみでは、解決しないのでしょう。
  • 欧米では、うつ病、パニック障害、摂食障害に、心理療法が常識
    →うつ病、パニック障害の治療に欧米では認知行動療法、対人関係療法、マインドフルネス心理療法
    日本では、これを行う人が少なくて、患者に知らされない、教育されない。
治療法の現状と課題
うつ病
  • うつ病の薬物療法
  • 薬物療法の治癒率
  • 「うつ病」は再発が多い(3)
  • 「うつ病」は再発が多い(2)
  • うつ病は再発が多い(1)
  • うつ病は再発しやすい(4)
  • うつ病は再発しやすい(5)
  • うつ病は再発が多い(6)
  • 「精神科医が続々うつで倒れていく!」
  • うつ病
    (書籍紹介=片田珠美氏)
    <書籍紹介>「医者にうつは治せない」
  • 「薬でうつは治るのか?」
  • パニック障害
  • 薬物療法で治したパニック障害は再発しやすい
  • パニック障害には「うつ病」が併発
  • 環境・背景・課題
  • 行政は業界より
  • 行政は業界より=うつ病、自殺防止対策も
  • 心理療法は診療報酬が低いので医者は使わない
     =日本の診療報酬制度のために心理療法が軽視される
    認知療法でうつ病が治る人もいる
    しかし認知療法で治らない人もいる しかしマインドフルネス心理療法を継続できない人もいる
    • 課題を覚えられない、遠くて通院できない、自分で課題管理ができない、理解できない、意欲がない、信じられない、など、種々の理由で、マインドフルネス心理療法を継続できない人もいるでしょう。
    • だから、薬物療法、認知療法、マインドフルネス心理療法のどれでも、自分にあう療法を受けてみて、軽くならないようであれば、この3つのうちから、他の療法を受けてみるといいでしょう。同じ療法でも、セラピストの熟練度によっても、違いが出てくるでしょう。セカンド、サードと、自分にあった療法、セラピストをさがすといいでしょう。

  • うつ病の診断書を提出すると解雇、復職困難=企業側の理解が得られない環境
  • 真に患者よりの医学でなくていいのか
  • 水島広子氏の国会質問(日本で認知療法、対人関係療法が遅れている問題を指摘)
  • うつ病患者・家族の結集
  • ひきこもり・うつ病の方・ご家族が行動を
  • ひきこもり=家族間の対立

  • 薬物療法ではうまくいかない人に薬物療法以外の取り組み