腹式呼吸はセロトニンを分泌
ゆっくりした呼吸は血中の炭酸ガスの濃度が高まりセロトニンを分泌
高田明和・浜松医科大学名誉教授が、紹介している。

ゆっくり呼吸、腹式呼吸

深い、ゆっくりした呼吸はセロトニンを分泌させる
    深い、ゆっくりした呼吸
    血液中のCO2(炭酸ガス)の増加
    延髄下部縫線核のセロトニン神経の刺激
    橋、中脳の
    縫線核刺激
    脊髄の横隔膜神経の
    運動神経核の刺激
    辺縁系へのセロトニン神経の活性化
    横隔膜の呼吸運動促進
    精神的安定
     

「ストレスをなくす心呼吸」高田明和(浜松医科大学名誉教授)、リヨン社、P50。
注意! 注意! 誤解して炭酸ガスの多い空気を吸うようなことを決してしないで下さい。そんなことをしたら死亡するおそれがあります。効果があるのは、血液中の炭酸ガスの量です。また、あまりに、ゆっくりした呼吸も危険です。心の病気の方は、15秒から30秒に1回が限度だと思います。できれば、呼吸法でカウンセリングすることに熟練したカウンセラーの指導を受けるのをおすすめします。