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パニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)をマインドフルネス心理療法で治す

 =体験者の言葉

 マインドフルネス心理療法でパニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を治した方をご紹介します。次のおたよりをもって、1年半のカウンセリングを修了しました。

個別面接、5回のグループ・セッションに参加して課題を実行し日記(スケジュール表)指導、その後は、郵便によるテキスト学習、自分での課題実習、日記提出指導により、ほぼ満足できるレベルとなり、カウンセリングを終了しました。初回面接から1年7か月です。毎月、熱心に課題を遂行し、自分の心を探求されました。課題の実施量は貴重なデータです。 呼吸法<6つの心理的柔軟性の向上の心得を織り込む=これを「自己洞察」という>を30分から50分実施されました。

もう大丈夫、カウンセリングを修了したいというお手紙です。他の方の参考になって治るのにお役に立てればと、了解を得ていますので公表させていただきます。

いつもお世話になりありがとうございます。スケジュール表の課題は、毎日していますが、コメントに書くことがなくなり、今は記入しておりません。(*注1)

○○先生が以前に「もう大丈夫」と思える時がくるとおっしゃっていたように、今、私は避けていた事が行動できるようになり、パニック障害の事をあまり考えなくなっています。

あれだけ恐かった電車も高速も美容室も大丈夫になりました。また、恐い話を避ける事もなく、テレビも見ることができています。

いつの頃からか、自分に起こる事象のある部分だけを意識し過ぎてつらくなっている事に気づきました。
呼吸法でただ、自分自身を見失うことなく、自分に起こる事象を観て、今ある価値ある行動にうつっていく事で、自分をコントロールしていけるのだと思えるようになりました。

今は人間関係も良く、楽しい日々を送っています。ただ、まだ過敏なところが残っていて、自分でも驚くこともあります。それでも行動できるし、薬を飲むわけでもないので、今の時点では「仕方がないと思って、無理はしないようにしています。
「パニック障害は一生治らないかも?」と不安に思っていた頃もありましたが、先生のご指導のおかげで、ここまでこれました。
自己洞察は一生続けていくつもりです。
どうもありがとうございました。