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非定型うつ病
食欲旺盛で、よく眠り(眠り過ぎ)、楽しい出来事があれば気分がよくなるので、うつ病だとは、わかりにくい、うつ病がある。
アメリカ精神医学会のDSM-Wの診断基準では、通常のうつ病のほかに、1994年から新しいタイプのうつ病を掲載した。
通常のうつ病のように、気分の落ち込みなど(大うつ病や気分変調性障害のように)があるが、ほかに、次の特徴があるのが、「非定型うつ病」である。
(A)「気分反応性」(すなわち、現実のまたは可能性のある楽しい出来事に反応して気分が明るくなる)
(B)次の特徴のうち2つ(またはそれ以上)
(1)著明な体重増加または食欲の増加
(2)過眠
(3)鉛様の麻痺(すなわち、手や足の重い、鉛のような感覚)
(起きあがれなくなる、行動が難しくなる)
(4)長期間にわたる、対人関係の拒絶に敏感であるという様式(拒絶過敏性)
こうしたことから、著しい社会的または職業的障害をひきおこしている。
最近ふえている非定型うつ病
拒絶に敏感であるという特徴があり、家族や友人、職場の人のささいな言葉(健常な人ならそれほど怒ったり落ち込んだりしないような言葉でも)に反応して症状が現われる。起き上がれなくなる。
学校、職場に行けなくなることが頻繁に起きる。
上記の特徴のある人は、早い段階で、診断を受けて、治療を開始されるといい。治る人もいるのだから。