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セロトニン神経だけではない=うつ病になると前頭前野などの機能が低下する
=治りにくい人がいるわけ、再発が多いわけ
◆縫線核セロトニン神経だけではない!
前頭前野、帯状回、海馬、HPA系(視床下部ー下垂体ー副腎皮質)などの変調があるという
非定型うつ病は鉛様麻痺感、過眠症状を起こす部位の変調もある。
脳神経の変調・心理療法の併用がいい理由である
うつ病の脳神経科学
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「うつ病」は種々の部位に変調が起きる
=薬物療法だけでは、セロトニン神経は活性化しても、前頭前野などの機能が回復しない場合がある。
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脳内セロトニンの低下がある
=しかし、非定型うつ病の患者はセロトニン神経の機能は低下していないといわれる。
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うつ病の患者は前頭前野や海馬、帯状回の縮小がみられるという。
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心理ストレスから病気(HPA軸)
=ストレス→つらい思考→扁桃体(感情)興奮→自律神経亢進と副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌
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うつ病=HPA(副腎皮質)系の亢進、コルチゾールの負のフィードバック機能不全
- 非定型うつ病は鉛様麻痺感、過眠症状がひどくて、通学、出勤できない。
そういう症状を起こす部位が過敏である。感情の興奮がその部位にスイッチを入れる。
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うつ病患者の一部に=HPT(甲状腺)系の機能不全がみられる
- ストレスホルモンは脳にはいりこむ
それによって、前頭前野、海馬、帯状回の神経細胞が縮小するのかもしれない
医者の診断を受けて、ぜひ、治しましょう。
うつ病であると診断を受けて、
薬物療法で治らなかった場合でも、心理療法で治ることがあります。
治らないままで放置すると、悪化して、死にたくなる危険性が増します。