top
マインドフルネス瞑想療法士の倫理
◆「安心して自己洞察瞑想療法(SIMT)を提供するカウンセラー」はずっと下に記載しています。
基本方針
- 当研究所は自己洞察瞑想療法( SIMT: Self Insight Meditation Therapy )(マインドフルネス心理療法の一つ)を用いて、精神疾患の改善支援、予防の研究、教育、臨床を行っている。この手法は、医療領域だけに留まらずに、幅広く応用できる。さまざまな領域への適用研究も行う。
- プライバシーは保護される。相談の内容は、その人の同意なしに外部に公表することはない。体験談などの作成などを求めることはない。プライバシーについては心配不要。
- 原則としてSIMTによる相談(1回から数回)、心理療法(数回から1,2年)を提供する。当研究所は、SIMTのみを用いる。うつ病や不安障害などは脳神経生理学的な変調が生じている疾患であり、マインドフルネス心理療法の病気障害の仮説、治癒原理に基づき積極的に症状の改善をめざす。マインドフルネス心理療法はアメリカで臨床試験により、うつ病、不安障害(パニック障害、心的外傷後ストレス障害など)、依存症、摂食障害、家族の不和などに効果があることが確認されている。
ただし、手法と適用領域は異なっている。
- <SIMTによって確認された適用症>
当研究所のSIMTも複数の経験によって、うつ病、非定型うつ病、不安障害(社交不安障害、パニック障害、PTSD)、過食症に効果が確認されている。 ((⇒実際データ・こちらの<改善事例データ>)
- グループ・セッションにおいて、発言をうながされることはない。発言したくない人は聞いているだけでよい。
- 相談されるかたの価値観、宗教観、信条を尊重する。相談員の価値観をもって説得・説教をすることはしない。
(SIMTは相談者の価値観、宗教観などにたちいることなく支援する心理療法である。疾患が改善する心の使い方、自己洞察(自己の精神作用の自覚、意志作用の活性化)、生活指導をする。認知療法のような「考え」を変えるような手法は用いない。考えの内容が「良い、悪い」から変えようという手法ではない。)
- マインドフルネスには、宗教以前のレベルと宗教レベルがある。自己洞察瞑想療法(SIMT=Self Insight Meditation Therapy) は宗教以前のレベルである。 しかし、がん患者、難病の患者や高齢者の「死」の不安についての克服を希望する人には、自己存在そのものを探求する宗教レベルの「自己洞察瞑想法(SIMT:Self Insight Meditation
Technology)」を提供することがある。
- 宗教活動や他のサービスに導くことはない。(すなわち、カウンセリングやヨーガ、研修などで誘っておいて、実は信者にするのが実の目的であるような「カルト」ではない。
(⇒カルトとは)
- 適応症のみ対処する(必要に応じて医師・他のカウンセラーをすすめる)。その問題の神経生理学的な仕組みがある程度判明していて、SIMTで改善すると推測できるものしか引き受けない。すなわち治せるあてもない問題を引き受けてクライエントの費用や時間をむだにしない。
- うつ病の患者さんは本当につらいのです。死の淵にいます。支援者がいい加減なことをしてはいけません。
似たような症状が別の疾患である可能性があります。医師にしかできない診察、診断、薬の提案は行いません。医師の診断によって、うつ病などと診断されたクライエントを支援します。
- 薬物療法を停止させることはない。SIMTを半年から1年ほど受けて、症状が軽くなってきて、不快事象の受容のスキルが向上して本人に離脱症状への対処の自信ができた段階で医師に相談しながら減薬、断薬することを基本方針とする。
- クライエントにセッションのテキスト以外の物品(サプリメント、仏像、お札など)を買うことを条件としない。他のサービス・メニュー(ヨーガ、はり・きゅう、他の療法など)に参加することを条件としない。すなわち、抱き合わせ販売、抱き合わせサービスを状件としない。もちろん、別々にサービスを提供できるのは、もちろんである。料金は別々に設定されていること。
- 療法士は、日本マインドフルネス精神療法協会の定めるマインドフルネスの基礎研修を受けtr認定を受けた者である。
- ホームページで公表している料金を超えて請求されることはない。
- 日本マインドフルネス精神療法協会の登録会員
うつ病、不安症/不安障害などを改善できる深いマインドフルネス、意志的自己レベルのSIMTの講座を受けた、確かなスキルを持つマインドフルネス心理療法(SIMT)の専門家のネットワーク