特定非営利活動法人 |
*** マインドフルネス心理療法SIMTとは *** |
「自己洞察瞑想療法」=マインドフルネス心理療法
|
アメリカでは盛んであるが日本ではあまり行われていない心理療法
「自己洞察瞑想療法」(SIMT)は、マインドフルネス心理療法の一派です。日本で創始された心理療法です。
◆自己洞察瞑想法/療法( SIMT: Self Insight Meditation
Technology/Therapy )
<ブログ>マインドフルネスとは
無評価だけでがない、「個人の価値や人生の目的と一致する行動や活動にエネルギーを注ぐこと」が大切
<ブログ>哲学のあるマインドフルネスを
もう形式的技法は充分、理論・哲学が必要である。初期仏教、大乗仏教、襌は社会的実践が不十分であった。襌者の説明も仏教の学問も現代人の実践からかけ離れている。一般社会人を導くことができない。実践を導く新しい説明が必要である。
【ブログ】マインドフルネスは倫理性に問題があると批判されました。第2世代マインドフルネスにはいっています。
<ブログ>マインドフルネス心理療法SIMTは、第2世代のマインドフルネス
認知行動療法としては、【第4世代の認知行動療法】
§ 自己洞察瞑想療法SIMTの起源(日本で開発されたマインドフルネス心理療法)
§ 構造化された自己洞察瞑想療法(SIMT)
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
=うつ病、非定型うつ病、不安障害(PTSD,トラウマ、パニック障害、対人恐怖など)、過食症など、薬物療法で治らなくても心理療法で治す
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
=死を意識するような人のために、最も深い自己洞察瞑想療法、宗教的なレベルまでも西田哲学の実践化
★改善事例データ(エビデンス) § 改善のデータはこちらです |
o マインドフルネス心理療法を全国に
(参考) 見落としがある「自殺しないで」のよびかけ
日本(マインドフルネス総研)のマインドフルネス=自己洞察瞑想法(SIMT) |
★SIMT:Self Insight Meditation Therapy(自己洞察瞑想療法)=主として病気や障害の改善、予防
★ SIMT:Self Insight
Meditation Technology(自己洞察瞑想法)=主として、成長、生きる、生死観、社会貢献
★認知療法からマインドフルネス心理療法へ
◆マインドフルネス心理療法入門講座テキストより
◆昔の仏教は外部社会の問題での現実適用ができなかった
☆現代仏教は深い哲学を見失った(1)(竹村牧男氏、「入門 哲学としての仏教」講談社学術新書) |
|
☆現代仏教は深い哲学を見失った(2)(竹村牧男氏 『入門 哲学としての仏教』講談社学術新書) |
|
☆現代の仏教は、一般在家の救済をせよという哲学がない |
|
☆ 慈悲に欠けるのは仏教ではないのに慈悲行がされなかった (中村元氏) |
|
☆慈悲に欠けるのは仏教ではないのだが、 |
|
☆中国、日本の 仏教は封建社会だったから、 |
|
☆ インド大乗仏教は外部の社会への行動を強調した、 |
|
☆初期仏教はダルマ(法)を実体化し、社会的問題の |
◆現代社会への現実的展開を研究開発していく世界的な潮流が「マインドフルネス」
☆宗教の禅とマインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)との違い
☆自己洞察瞑想療法(SIMT)がマインドフルネスが宗教と異なる5つの条件
☆そのうちの 宗教性の5つの特質
=救済の問題、絶対者の問題、信仰の問題、信仰に基づく行為の問題、 真理の問題
☆宗教とは違う・こうした組織でこうして行う
☆仏教(襌、浄土系)、西田哲学、うつ不安の脳神経科学、マインドフルネス心理療法
☆死を意識するがん患者には自己自身とは何かを探求するマインドフルネス
☆思考は暴走することがある
◆他の領域への自己洞察瞑想療法(SIMT)の適用
生きる意味の発見、ひきこもり、不登校、適応障害、心身症の緩和(過敏性腸症候群、アトピー性皮膚炎、喘息、ストレス性の心臓疾患など)、心の病気にはなっていない心の問題(虚しさ・嫌悪・イライラ⇒家族や周囲にあたる緊張を与える・神経症的傾向・虚栄・劣等・優越・自信がない)、がん患者や難病の患者さんの心のケア、ターミナルケア、統合失調
症の悪化防止、双極性障害の悪化防止、パーソナリティ障害の完治へ、長期間におよぶ家族の不和、家族の暴力虐待の改善、被害者の心のケア、犯罪者の更生・再犯予防のための心のケア、注
意欠陥多動性障害の改善が可能か、線維筋痛症の緩和の可能性、 リハビリテーション現場の心のケア、介護する人の燃え尽き、虐待の防止、 医師看護師の心のケア(燃え尽き防止、ヒヤリハットの予防など)、小中学・
高校生への心の教育(うつ病不安障害の予防、いじめの防止への効果もねらう)、スポーツ選手のメンタルケア、芸術芸能者およびすべての職業人の自己実現といきがい、生きる意味と価値の探求、日本の伝統文化を知り自己実現に活かす、高齢者のうつ自殺予防、高齢者の認知症の予防、被災地の心のケア、深い人間哲学にねざした宗教教育(学校教育と社会教育)など。
◆マインドフルネス、SIMT今後の研究方向
◆ロゴセラピー・フランクル
◆自己洞察瞑想療法(SIMT)の構造
☆価値、生きる意味、生きがい
☆内奥の自己存在、真の自己
★改善事例データ(エビデンス)
|
★うつ病
★非定型うつ病
★不安障害に共通
★パニック障害
★心的外傷後ストレス障害(PTSD)
★社会不安障害(対人恐怖)
★★さまざまなマインドフルネスがある・・・対象となる病気、問題が違う
◆認知療法(第2世代)の弱点を補うマインドフルネス心理療法
|
☆マインドフルネス心理療法では、過去(今日1日)となった自分の思考を振り返り
、その思考内容を支持する/または反論する証拠を集めることを 強調しない。
☆うつ病患者は自己の問題に関する反すう(想起と思考)に多くの時間を費やす。反すうは抑うつ
を深刻化させる。 マインドフルネス心理療法では、反すうのプロセスを取り扱い、反すう(思考、認知)の内容ではなく種々の機能を特定して、機能の改善を標的とした作業を行う。
自己洞察瞑想療法(SIMT)では、種々の機能の現在進行形での観察、価値実現の反応パターンの選択行動を「意志作用」と呼ぶ(西田哲学の用語)。
☆心理学も作用の作用についての研究にはいってきている。メタ認知心理学。
マインドフルネス心理療法の方向にすすんできている。
☆意志作用は知りつつ働くこと。現在進行形で苦悩を作らない意志作用の活性化のトレーニングが自己洞察瞑想療法(SIMT)。
☆判断作用よりも、思考作用よりも深い意志作用。現在進行形で働く本音はエゴ的な判断作用である。現在進行形の本音に気づくこと(これも意志作用の一つの要素)が心の病気の改善になる。
☆人の心理作用は種々あるが、同一レベルではない。知覚、思考、感情、本音よりも深い意志作用。(さらに深い「直観」がある)
その他
アメリカのマインドフルネス心理療法 |
「マインドフルネス&アクセプタンス ー認知行動療法の新次元ー」 編著=S.C.ヘイズ、V.M.フォレット、M.M.リネハン
監修=春木豊 監訳=武藤崇、伊藤義徳
◆アメリカのマインドフルネス心理療法
◆マサチューセッツ大学医療センター
=最も先にマインドフルネス心理療法を開始した大学病院
◆ACTもある。哲学や方針が違うマインドフルネス
特徴に応じて、適用する問題が違うのだろう。
マインドフルネス心理療法 |